CHARMSとは?──団体名とロゴに込めた意味

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「CHARMS(チャームズ)って、どういう意味ですか?」 「ロゴのお花には、何か意味があるのですか?」と疑問に感じられたことはありますか?すべて大文字で表記しているため、何かの略語だろうかと思われる方も多いようです。この記事では、私たちの団体名とロゴについてご紹介します。

CHARMSは略語ではありません

CHARMSは、頭文字を並べた略語ではありません。英語の “Charm” から来ています。

Charmという単語には、「魅力」「人を引きつける力」といった意味のほかに、「護符」「魔よけ」「お守り」という意味があります(Weblio英和辞典)。

私たちが名前に選んだのは、この「お守り」の意味です。

詐欺の手口から人々を守る盾となり、被害に遭われた方に寄り添う存在でありたい。そんな願いを、この名前に込めています。

なぜ「CHARM」ではなく「CHARMS」なのか

複数形にしたのには、実務的な理由があります。「Charm」という名称は、すでに別の団体が活動に使われていました。そこで、末尾にSを加えた「CHARMS」を私たちの名称としています。

私たちの歩み

CHARMSという名前が生まれる前から、活動そのものは続いていました。

出発点は2016年です。「STOP国際ロマンス詐欺」というWebページとFacebookグループを基盤に、Facebookメッセンジャーでのご相談対応と注意喚起を行っていました。

転機は2022年でした。SNS型投資ロマンス詐欺の被害に遭われたひとりの女性からお声がけをいただき、翌年の法人化へとつながります。このとき採用されたのが、CHARMSという名称です。

時期できごと
2016年「STOP国際ロマンス詐欺」として活動開始
2023年1月NPO法人CHARMSを設立
2024年6月資金力とマンパワー強化のため、NPO法人M-STEPと合併
2024年7月NPO法人M-STEP内に「CHARMS」チームを設置し活動
2025年8月任意団体NPO-CHARMSとして活動開始

組織のかたちは変わってきましたが、SNS型詐欺の被害をなくしたいという目的は一貫しています。

ロゴについて

ロゴは、法人化のきっかけとなった2023年に、当時のコアチームの女性の一人が考案したものです。

当時はAIを活用したアプリの開発も視野に入れており、アプリアイコンとしても使えるものを、という発想から生まれました。バランスの取れた、6つの花弁を持つシンプルなピンクの花。デザインとしては、それ以上の由来を持つものではありません。ただ、この6という数字に、後から意味を重ねてみました。

私たちの活動を言葉にしようとすると、ちょうど6つのはたらきに整理できる──そう気づいたからです。6種類の事業を行っているという意味ではありません。私たちがしていることの意味が、この6つで言い表せる、ということです。

知る──詐欺の手口を知ってもらう

私たちの注意喚起活動の中心は、いま実際に使われている詐欺の手口を、ネットユーザーの皆さまに知っていただくことです。手口を知っていることが、最初の防具になります。

気づく ──おかしいと気付いて立ち止まる

注意喚起の情報に触れたり、ご相談にお越しいただくこと。そのどこかで「何かおかしい」と立ち止まっていただきたい。その一瞬が、被害を止めます。

相談する──ひとりで抱えない

詐欺の被害に遭われた方は、孤立しがちです。家族や友人にこそ打ち明けにくい、という性質を持つ被害だからです。だからこそ、ひとりで抱え込まずに、私たちにご相談ください。

支える──被害者のメンタルケア

CHARMSの相談員は、資格を持つカウンセラー、またはカウンセラーから相談対応の指導を受けたメンバーです。また、グリーフケアのプログラムを通じて、被害に遭われた方の心理的な回復を支えています。

調べる──調査・研究

ご相談に来られた方に「これは詐欺です」とお伝えできる背景には、世界各地のアカデミックな研究に裏づけられたエビデンスがあります。その収集と分析、そして研究を、リサーチセンターが担っています。

伝える──社会への注意喚起

個別の被害に関する注意喚起にとどまらず、SNS型詐欺の基盤となっているSNSアカウント売買の問題など、社会全体に向けた発信も行っています。

おわりに

お守りは、持っている人を静かに守るものです。

私たちも、詐欺の手口を知らせ、立ち止まるきっかけをつくり、被害に遭われた方に寄り添う。そうやって、誰かのお守りのような存在でありたいと考えています。

CHARMSという名前と、6つの花弁を持つ小さな花には、その願いが重ねられています。

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