活動理念
NPO 法人 CHARMSは、昨今のデジタルデバイスの進化によって、国際ロマンス詐欺を含むを含む特殊詐欺等、ネット犯罪の被害に遭う方が急増しており、これについての法律など社会インフラが追い付いていない現状があります。
最新 Ai アプリの開発、提供、再学習、アップデートなどを行い、被害を未然に防ぐ取り組みを既存の国内外の枠組みを超えて行い、関係省庁、金融機関、心理カウンセラーなどと協力関係を築き、安心安全なデジタル環境を築く社会インフラの整備および被害者の救済を目的に活動していきます。
法人を設立することで、関係諸機関と横断的に連携を取り、社会全体の底上げを目指す基盤となるだけでなく、広く社会への普及を目指していきます。
ご挨拶
代表理事 武部理花
NPO法人CHARMSの理事長として新たな一歩を踏み出すにあたり、私たちの使命、ビジョン、そして実現に向けた熱意を皆様と共有したいと思います。
私たちは、社会に深刻な影響を与えている国際ロマンス詐欺や投資詐欺などのソーシャルエンジニアリング型サイバー犯罪に立ち向かうことを使命としています。
これらの犯罪は、個人の生活を破壊し、その影響は計り知れません。
私たちの取り組みは、被害に遭う前の予防(具体的にはSNSでの情報共有）と、被害に遭った後の支援(具体的には被害後どうすべきかのご相談や、オープンチャットで提供するピアカウンセリングのコミュニティ）の両輪で進められます。
私たちのビジョンは、「オンラインで詐欺に騙されることのない安全な社会」を実現することです。
この理想を達成するため、私たちは教育、啓発、サポート活動を通じて、被害を未然に防ぎ、また被害に遭われた方々が精神的にも回復できるよう支援します。
NPO法人CHARMSの強みは、経験豊富なスタッフと質の高いカウンセリングサービスにあります。
資格を持ったカウンセラーや、被害者の方々に寄り添うことができるスタッフが、心のケアはもちろん、コミュニティの形成にも貢献しています。
また、WebページやSNS担当の経験豊富なスタッフが、情報をわかりやすく伝えるための啓発活動を行っています。
私たちのミッションを達成するためには、スタッフ一人ひとりの健康とモチベーションが不可欠です。
内部的には、心理的安全性を確保し、燃え尽き症候群にならないような支援体制を整えてゆきたいと思います。
外部に向けては、エフェクチュエーションの考え方を軸に、競争ではなく協力を重んじ、
さまざまなステークホルダーとのパートナーシップを深めていきたいと考えています。
警察や司法機関、個人活動家などと連携し、共通の目標に向かって努力を重ねてゆけたらと思います。
私たちは、この一年間で多くの成果を上げてきましたが、これは素晴らしいボランティアの皆様、
スタッフ、そして支援してくださるすべての方々のおかげです。
今後とも、私たちの活動にご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
一緒に、オンラインの安全を守り、社会課題に立ち向かっていきましょう。
最後に、この活動を法人化前から一緒に行ってきて、いろいろ力になってくれてきた新川てるえには本当に感謝いたします。
NPO 法人 CHARMS 役員
代表理事：武部理花
副理事：新川てる江
理事：平田えり