NPO CHARMS 2025年11月~12月の活動ご報告【活動報告】

お知らせ

NPO-CHARMS2025年11月~12月の活動ご報告

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

新年のご挨拶なので、公式Lineからもお届けしています。
そのままお返事を返すと私たちに届きますので近況報告などお聞かせいただけましたら
嬉しいです。

今年はグリーフケアを積極的に被害者の方にお奨めして、被害後の心理ケアのお手伝いを強化する活動にしていこうと、スタッフミーティングを行いました。



警察庁のSNS型ロマンス詐欺の被害報告
※X(@NPA_KOHO)より抜粋

SNS型投資・ロマンス詐欺

令和7年11月の被害状況
認知件数:1,460件 (+689件)
被害額 :179.8億円(+97.7億円)
※()内は前年同月比

昨年より認知件数が1.9倍、被害額が2.2倍に増加


CHARMSでは新刊「SNS型ロマンス詐欺支援者サポートBOOK」が発売中!!

是非、私たちの活動にご注目いただき、引き続きご支援いただけましたら幸いです。

※ボランティアの募集も行っています連絡お待ちしています。

活動報告バックナンバーはこちらで確認できます。

Charms代表 新川てるえ


「SNSアカウント売買をやめさせて!!」内閣府に要望書を提出しました。

【警察庁担当者との意見交換について(ご報告)】

NPO-CHARMSでは、SNSアカウントの不正売買が、SNS型投資・ロマンス詐欺や闇バイト募
集、違法薬物売買などの犯罪に悪用される温床となっている現状を重く受け止め、法制
度による抑止の必要性を訴える署名活動を行ってきました。

2025年10月29日には、その一環として、法規制を求める要望書および署名を内閣官房へ
提出しています。

こうした活動の流れの中で、2025年12月15日、東京・衆議院第二議員会館にて、福島伸
享衆議院議員のご同席のもと、警察庁担当者3名と意見交換を行いました。

本面会は、要請や陳情を目的としたものではなく、SNSを悪用した犯罪の現状について
認識を共有することを目的としたものです。

当日は、警察庁担当者から当日配布された資料をもとに、詐欺や薬物犯罪等の動向につ
いて説明があり、その後、サイバー防犯ボランティア rose より、SNSアカウント不正
売買が複数の犯罪に悪用されている構造や、通報や凍結対応だけでは限界がある現状、
法規制による抑止の必要性について説明を行い、意見交換が行われました。

また、意見交換の中では、本件の法規制について所管の整理が十分に進んでいない現状
も共有され、福島衆議院議員からは、国会の場での扱いを確認していきたい旨の発言が
ありました。

NPO-CHARMSとしては、今後も会員の皆さまとともに、被害の実態に向き合いながら、啓
発や情報共有、関係機関との対話を継続していきたいと考えています。

オンライン署名サイト:
https://www.change.org/safe-sns-japan

※HPに写真掲載あり

2025年11月~12月LINE無料相談

2025年11月

相談件数18件、うち新規12件、再相談・継続相談5件, グリーフワーク1件
新規相談者の立場 本人8 家族3
相談者年代(再相談等含む) 10代1 20代0 30代3 40代7 50代2 60代4
相談者性別 男性7名、女性11名
被害者年代(再相談含まず) 30代 1 40代5 50代1 60代3
相談者性別 男性4名、女性8名
相談を知ったのは ネット検索7 AbemaTV 1 YouTube 1 ニュース記事 2 
詐欺師と出会った媒体 マッチング6 Instagram 1
誘導先 LINE7 WhatsApp 1  Telegram 1
手口 投資 5 DS 1 副業 1  その他 (前払金型ロマンス) 3  リアル 1
金銭被害あり 9 金銭被害なし 2 被害総額 4822万円
警察届け出・相談をした 7
弁護士・調査会社二次被害 1
マネーミュール/マネロン関与 2
メッセージ通数 153

2025年12月

相談件数11件、うち新規7件、再相談・継続相談4件, グリーフワーク1件
新規相談者の立場 本人6 家族1
相談者年代(再相談等含む) 10代1 20代0 30代0 40代3 50代3 60代1
相談者性別 男性2名、女性9名
被害者年代(再相談含まず) 40代2 50代3 60代1
相談者性別 男性1名、女性6名
相談を知ったのは ネット検索5 AbemaTV 1
詐欺師と出会った媒体 マッチング1 Instagram 2 Facebook 1 ハロートーク 1
誘導先 LINE6
手口 投資 3  DS 1  副業 1  その他 1
金銭被害あり 4 金銭被害なし 2  被害総額 1178万円
警察届け出・相談をした 2
弁護士・調査会社二次被害 1
マネーミュール/マネロン関与 1
メッセージ通数 186

新規相談件数は11月で12件、12月で7件。最近見られるドロップシッピング(DS)詐欺と副業型詐欺(ネット広告をさせてその収益を得るために必要な費用などとして金銭を要求したり、マネーロンダリングに関与させる)という手口の詐欺の相談が見られる。
AbemaTVやCHARMSの名前が出ていたニュース記事をきっかけに相談に来る人々もみられ、メディアによって被害相談の窓口として認知されてきたことがわかる。

被害者のためのグリーフケアご報告

現在はビデオによる自主ワークと月1回のオンラインのグループワークを行っています。
とても効果的な心理ケアプログラムになっていますので、被害のあとに落ち込みから
回復されていない方には是非、お奨めします。

【11月の報告】

【内容と流れ】
・参加者それぞれの詐欺被害に関する近況報告。
 ⇒参加者が自身の詐欺被害に対しての現在の状況について報告しました。
・サイバーボランティアの活動と役割についての説明
 ⇒スタッフのroseさんからサイバーボランティアの活動と役割についての説明があり
ました。
・ディープフェイク技術による詐欺の巧妙化
 ⇒sora2などのディープフェイクソフトの進化により、映像や音声を偽造した詐欺が
  増加している現状が共有され、今後の対策の必要性が話し合われました。
・人間不信にならなかったかという問いと経験談の共有
 ⇒参加者それぞれが自身の経験を語った。
・詐欺被害を通じて得た気づきや学びについて。
 ⇒それぞれの気付きや、学ぶことになったことを共有した。
・CHARMSと同様の支援団体の存在についての話題
 ⇒おそらくCHARMS以外はないだろうとの見解だった。

【まとめ】
詐欺被害に遭った方が悪いのではなく、悪いのは騙す側です。 だからこそ、被害者が
安心して自分の体験や悩みを話せる場所があることは、とても大切であり、
心強い支えになります。 こうした場があることで、被害者が孤立せず、前を向いて
歩んでいけるきっかけになると感じられました。

【12月の報告】

【内容と流れ】
・前半はグループワークを実施。
  『Little Book of Choice Theory あらゆる人間関係がうまくいく』の中から
  「自分がコントロールできるものを把握する」ことを目的に、
  ①家族で外食をする場合
  ②会社の上司から頻繁に残業を求められる場合
  を題材としてワークを行った。
・後半はフリートーク。
参加者それぞれが自身の詐欺被害に関する近況を報告した。
1.roseさんより、サイバーボランティアの活動内容と役割について説明があった。
2. sora2などのディープフェイク技術の進化により、映像や音声を偽造した動画が沢山出ていて、見分けが難しいという話があった。
3.詐欺被害を通じて得た気づきや学びについて、参加者それぞれが共有した。
4.アメリカにおける詐欺被害の状況について質問があり、Yさんが回答した。
5.CHARMSの存在について、参加者全員が「非常にありがたい」と述べていた。

【まとめ】
今回初めてグループワークを実施したが、参加者から好感触を得られたと思う。
次回も『Little Book of Choice Theory あらゆる人間関係がうまくいく』を題材にグループワークを行う予定である。
また、CHARMSの存在は被害者にとって大きな心の支えとなっている。こうした場があることで、被害者が孤立せず、前を向いて歩んでいくきっかけになると強く感じられた。

(CHARMSスタッフK)

noteの最近記事紹介

インスタって詐欺が多いの?
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罪悪感こそが罠だ!手口やお金の話が出る前に、SNS詐欺の可能性がある相手をブロックしても人道的に間違いではない!

等、沢山の新しい記事が更新されています。
読んでみてください→

NPO法人CHARMS|note
「国際ロマンス詐欺」「海外からの特殊詐欺」の情報や注意喚起のための記事を書いています。売り上げはNPO法人CHARMSの活動費に寄付されます。NPO法人CHARMS

■海外との連携★SCARS関連活動紹介

理事の武部が正式に米国のSCARSのBoard memberです。。
https://againstscams.org/about-scars/scars-leadership-officers-board-members/
海外の支援と連携して情報の共有に努めています。

副代表武部が研究者として学会論文を提出しました

CHARMS 活動報告|学会発表のご報告
2025年10月12日、法政大学・市谷キャンパスで開催された日本マーケティング学会報告にて、以下の研究を共同発表しました。

発表タイトル
武部理花・中川功一(2025)「消費者行動から見るSNS型投資詐欺 ― 関係性マーケティングとエシカル消費の落とし穴 ―」

日本マーケティング学会「消費者行動から見るSNS型投資詐欺 (武部 理花)」
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 消費者行動から見るSNS型投資詐欺
https://www.j-mac.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/10/oral_tatebe.pdf

※近日中に詳細をHPからリンクします。今後の研究者としての武部の活躍にご注目
ください。

メディア注意喚起活動

11月5日テレビ朝日「林修×小泉孝太郎の水曜サバイバル」にて「急増する2025最新詐欺から身を守る術を学ぶ

代表の新川が専門家としてコメンテーター出演しました。

水曜サバイバル|テレビ朝日
テレビ朝日「水曜サバイバル」番組公式サイト

詐欺被害に関する勉強会の配信

NPO法人CHARMS ネット・リテラシー・カレッジ
https://college.coeteco.jp/s/charms-college
※有料ですが私たちの活動費になりますので是非、見てください。

■Youtube 

様々なコンテンツで動画をUPしています。
https://www.youtube.com/channel/UCFdfY96j27EjC088TCWNApQ/featured